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Phamacy's LETTER


  ~薬局コラム~                         2025年4月  



   



 桜満開、入学式に入社式、春本番の季節になってきました。
 今回は低血糖について取り上げてみたいと思います。時々、糖尿病の患者さんに、薬局の窓口で聞かれます。「低血糖って、どんな症状が出るの?」、、、お答えしていきます。低血糖は血糖値で70mg/dL未満になった状態を言います。この状態になってくれば、低血糖の症状が出てくる場合があるのですが、症状のキーワードは、はひふへほで覚えてください。

 「は」は腹が減る、「ひ」は冷や汗、「ふ」は手足のふるえ、「へ」は変にドキドキ(動悸)、「ほ」は放置で昏睡。「ほ」は、よほど血糖値が低くならなければ、起こらない症状なので、過度におそれる必要はないかと思います。

 次に、この低血糖ですが、原因の大半は糖尿病の薬物治療で起こる副作用の場合が多いようです。ですが、最近の糖尿病の薬は、低血糖を起こしにくい薬が多く登場しており、以前に比べると低血糖のリスクは下がってきています。

 ですが、低血糖が危惧される薬が主に2種類あります。それはインスリンの注射とSU薬と呼ばれる飲み薬です。この2種類のお薬は他の糖尿病の薬に比べて、低血糖を起こすリスクが高いので注意が必要です。

 ではどのような場合に、低血糖を起こしやすいのでしょうか?それは、食事が摂れないときや食事量が少ないとき、また運動量が多いときや、多量の飲酒をした場合等が挙げられます。このような場合は、通常より血糖値が低くなり、また糖尿病の薬はいつもと変わらず摂取しているため、より血糖値が下がってしまって、低血糖になってしまうという理屈です。

 最後に低血糖の症状が出たと思ったときは、すみやかにブドウ糖10g、砂糖20g、コーラやファンタなどの甘い清涼飲料水、チョコレート、飴等を摂取しましょう。ブドウ糖は薬局の窓口で、貰えるかと思います。10~15分くらいで回復してきます。治らないようなら、再度摂取して様子を見ましょう。それでも回復しないときは、早めに受診や救急車を呼んでください。そして定期受診の際に、どのような場合に低血糖が起こったかを必ず医師に報告してください。薬の中止や減量、変更等を考量してくれます。

 正しく低血糖を理解し、低血糖をおそれ過ぎず治療に取り組みましょう。頑張ってください!!


花粉症シーズン到来ですね!

2025年3月  


こんにちは、薬剤師の細川です。

「花粉症の本格的なシーズン、本当に憂鬱ですね。私もくしゃみと鼻水が止まらず、毎日ティッシュが手放せません。今回は、そんなつらい花粉症の症状を和らげる3つのアイテムをご紹介します。」




アレルギーを抑える飲み薬です。最近の飲み薬は、眠くなりにくいものが増えています。効果が出るまで少し時間がかかりますが、くしゃみや鼻水には効果が期待できます。ただし、鼻づまりや目の痒みには効果が弱いことがあります。

②ステロイド点鼻薬です。鼻づまりに効果があり、鼻の症状全般に効果が期待できます。ステロイドと聞くと副作用を心配されるかもしれませんが、用法用量を守れば安全に使用できます。ただし、使用方法がやや煩雑なため、継続できない方もいるようです。

③アレルギーを抑える目薬です。目の痒みや充血に効果があります。コンタクトレンズの種類によっては使用できない場合があるため、「医師、薬剤師に相談してください。

これらの薬は、症状に合わせて自由に組み合わせることができます。症状がひどい場合は、自己判断せずに、必ず受診し医師に相談しましょう。

花粉症に負けず、快適な春を過ごしましょう!お大事になさってください。

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